『世界の教育はどこへ向かうか-能力・探究・ウェルビーイング (中公新書 2844)』
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(著) 白井俊
ISBN:4121028449
デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。本書は国連やOECD、ユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育を考察する。新たな時代に求められる能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。各国が直面する教師不足や過重なカリキュラムへの対応策は。そして、日本に欠けている点とは。一人ひとりの子供が尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。
■ 目 次 ■
はじめに
序 章 変わる世界の教育
1 デジタル化の影響
2 「学力世界一」の交替
3 教師を取り巻く環境の変化
第一章 教育は何を目指すべきか
1 世界のパラダイム転換
2 国連が採択したSDGs
3 ウェルビーイングへの注目
4 人間重視に立ち返る
第二章 「主体性」を捉え直す
1 理想と現実のギャップ
2 そもそも共通理解はあるのか
3 国際的な視点から問い直す
第三章 子供たちに求められる「能力」
1 能力とは何か
2 「非認知能力」の重要性と落とし穴
3 能力を発揮する方向
第四章 「探究」の再検討
1 「総合的な学習の時間」の導入
2 前提としての方法論
3 成功するための条件
第五章 何をどこまで学ぶべきか
1 「広さ」と「深さ」のトレードオフ
2 問題の背景
3 見えてきた解決策
終 章 これからの教育はどこへ向かうか
1 ニュー・ノーマルの教育像
2 未来の学校はどうなるか
おわりに
主要参考文献
#書籍名
#読書メモ
序章
教育における新しい潮流
ICTスキル
コミュニケーション能力や協働性=非認知能力
各国の事例
エストニア
国策として進めている電子政府、教育においてもデジタル化を推進
PISA(生徒の学習到達度調査)でも高いスコア
フィンランド
PISAが高かったのは2003、2006のみ
数学に関する不安が少ない
教室での規律状況に課題
シンガポール
天然資源に乏しく、教育に力を入れざるを得ない
小学校卒業試験(PSLE)やGCE(大学入学資格判定試験)の厳しさ
プロジェクトワーク、TLLM(ゆとり教育)
第一章「教育は何を目指すべきか」
SDGsとウェルビーイング
学力と学習意欲
スクールライフバランス
学校の意思決定への参画
安心・快適な環境
第二章「主体性」
ハートの梯子モデル
操作→
第三章「能力」
第四章「探究」
終章「ニュー・ノーマルの教育像」